今日はSkype ConferenceというSkypeについての講習会に行ってきました。
今回の講演で僕が一番興味深かったのはSkypeAPIについてです。
僕は一人でパソコンに向かって喋るのは厭なので、Skypeでもチャットやファイル転送の方を主に注目していたのですが、どうもMSNと比べてインターフェイスが弱い。
MSNのインターフェイスに対しても不満は多く、今はRegnessemという互換ソフトを使っているのですが、メッセンジャーを扱う企業は大抵は技術公開したがりませんし、Skypeの場合仕組みが難しいので互換ソフトの登場は厳しいと考え、使う気はあまりなく、今後にもあまり期待していませんでした。
しかし、今日話を聞いて一気にSkypeへの期待が高まりました。
SkypeはSkypeの持つP2Pのネットワーク資源などをインフラとして捉え、それを扱う為のAPIをたくさん公開して、オープンにしていきたいと考えているそうです。
どこまでオープンにするのかは、Skype開発者の方でもまだきっちりと線引きできてないみたいで、まだ曖昧な印象を受けましたが、日本で開発者との橋渡しをされているという岩田さんの話を聞くと、僕と同じ期待を抱いてるようで嬉しいです。
とりあえず今夜は寝るにしても、明日すぐにでもSkypeAPIを触ってみたいと思っていますが、もしこれがオリジナルのUIを被せたり、独自の機能を追加することが簡単に出来るようだったら、これを使って僕の理想のメッセンジャーを作ってみようかなって思いました。
空きっぽい僕なのでまだやるかは分かりませんが、簡単そうだったらRegnessemのプラグインとか作ってみたいです。
そういった、今Skypeが用意している外見にこだわらない、電話やチャットというコミュニケーションに使う一機能を提供するインフラとして、それを扱う手段がどんどんオープンになっていけば、今後どんどんいろんな人がこのSkypeapleの世界に参加していって、面白いことになりそうだなって思いっています。