Windowsって昔からエクスプローラとかからファイルを選んでドラッグ&ドロップすると、エクスプローラに表示されているのとは違う順番でコピーされますよね。
普段は問題ないんですけど、これが問題になるパターンがいくつかあって、例えばアプリケーションにファイルを登録するときに、でたらめな順番で登録されてしまいます。
CDのライティングソフトとか、登録された順番に書き込んだりするので、これだと都合が悪かったりします。
また、コピー時に順番がばらばらということは、コピー先のファイルの作成日時を示すタイムスタンプもバラバラになってしまいます。
最近よくあるUSBメモリ内の音楽や動画を再生してくれるプレイヤーなどでは、ファイル名順ではなく、作成日時順で再生したりするので、これがバラバラだと不便です。
そこで、一度アプリケーションを中継することで、名前順にソートしてドラッグ&ドロップするためのプログラムを作りました。
まずこのアプリケーションを起動して、ウィンドウの中にファイルをドラッグ&ドロップします。
するとドロップされたファイルが名前順でソートされるので、それらのファイルを選択して、再び本来ドロップしたいアプリケーションに向けてドラッグしてください。
以下がそのプログラムです。SourceForge.JPに登録してあります。
とても単純なプログラムですが、一応修正BSDライセンスでソースコードも公開しました。
このプログラムはVisual C# 2010で作りました。動作には.NET Framework 3.5が必要です。
WindowsVista以前の方は、WindowsUpdateなどからインストールしてから使ってください。
おまけの機能としては、Ctrl + A で全選択と、Ctrl + C でクリップボードにコピーができるようになっています。
Deleteキーを押すとフォーカスされたファイルがリストから削除されます。
実ファイルの削除や切り取りはできません。
とりあえずβ版ということで、公開してみますので、どうぞよろしく。