コンポを買ってもらったよ

DENON RCD-M38+SC-M37
保留になってた誕生日プレゼントとしてオーディオミニコンポを買ってもらいました!
買ってもらったのは、DENONRCD-M38というCDチューナーアンプと、SC-M37というスピーカー。
色はどちらも黒で、値段はセットで39,800円でした。Amazonよりちょっと安い?!

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以前使っていたコンポが壊れてしまったので、新しいコンポが欲しく、どうせなら音のいいものをと思って探していました。


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KENWOOD Digital Avino SJ-5WM
以前使っていたのは、10年近く前に買った、KENWOODのDigital Avino SJ-5WMという機種で、値段はたしか5万円くらいしたと思います。
当時注目していた機能は、まずCD-RWに対応していたこと。CD-Rを読める機種は多いのですが、CD-RWも読める機種というのは当時珍しかったんです。
それから、CD-R/RWに焼いたMP3とWMAファイルを再生できること。こちらもWMAファイルに対応した機種というのは珍しかったと記憶しています。
あとは、MDのタイトルが漢字に対応していること。CD-TEXTに対応していることなどにも注目して買いました。

この機種を買うまではいわゆるラジカセを使っており、これが初めてのコンポだったので、Line-in入力からPCの音を入れて再生したり、光デジタル入力でPlayStation2の音声を再生させたりと、幅広い用途で利用していました。
ところが、東芝のgigabeatを買い、MDをほとんど使わなくなってからしばらくすると、MDの部分が壊れてしまい、ほとんどのCDをPCに取り込んでPCから音楽を聴くようになってしばらくすると、CDの部分も壊れてしまいました。

*

今回新しいコンポを選ぶにあたって、気にしていたのが、予算が3~4万円程度であること。USBメモリに記録したMP3ファイルが再生できること1。それから前より音がいいことでした。
とはいえ、音を追求するときりがなく高価なコンポが紹介されていて、逆に便利さを求めると音の悪いラジカセに毛が生えたようなコンポばかりが紹介されるという状態で、選択肢を絞るのになかなか苦労しました。

参考にしたのは、価格.comと、2ちゃんねるAV機器板から実売5万円前後のお勧めミニコンポスレ Part23というスレ。
ここで5万円程度のコンポを表現するのによく使われているのが、CPやコスパという単語で、価格に対してどれだけ良い音が出せるのかというコストパフォーマンスのことを指します。
一番売れてる3万円程度のコンポだと安かろう悪かろうで、逆に良い音を求めると何十万もしてしまう。そんな中で、ある程度現実的な価格の中でどれだけ本格っぽい音が聞けるかというのを追求するのです。

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ここで評判が良かったのは、石丸電気などのエディオングループで特別に販売されている、ONKYOのX-S1を改良したX-SE60023というコンポ。
X-S1というコンポは、店頭価格がおよそ23,000円と安く、スピーカーや本体がコンパクトな割に迫力のある音が出るということで人気なのですが、そのスピーカー部分を少し大きめの特別なものに置き換えて音を更に良くし、それをおよそ30,000円で実現したのが、X-SE600です。
X-S1のアンプ部分は、この値段にしてはなかなか良い品質のものらしいので、それにちゃんとしたスピーカーを付けることで、更に音を良くしたといった感じですね。

また、X-S1やX-SE600の特徴として、ND-S1というドックを取り付けることによって、iPodの音を高音質で再生できたり4、PCとUSB接続することにより、PCの音を高音質で再生することが出来るというのも人気の理由としてあります。
なお、現在X-SE600は生産中止していて、代わりにX-S9という機種が他店から売られているようです。ちょっと高いですが。

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一方で、これの対抗馬として注目されていたのが、KENWOODのR-K711というCDチューナーアンプと、LS-K711というスピーカーとの組み合わせ。
R-K711がおよそ25,000円で、LS-K711がおよそ1,2000円なので、合わせてだいたい37,000円。予算を5万円前後とすると、スピーカーをワンランク上のLS-K1000にするなんていうのも提案されていました。

ただ、R-K711は奥行きが大きいのが玉に瑕ですね。
高価なコンポを買いそろえてる人にとってはなんともない大きさなんでしょうけど、小型コンポの延長線上に考え、机や本棚の上に置くには大きすぎます。

ONKYOとKENWOODを比べると、ONKYOは低音と高音が強いいわゆるドンシャリという特性を持っていて音が派手に聞こえます。一方でKENWOODはフラットな特性があり、作られたそのままの音を楽しめます。
その他の特徴としては、前者はインタフェースが充実していて、後者は操作性がいいことでしょうか。

*

といった情報を元に、新製品が安い某お店に行っていざ聞き比べをしてみました。
もともと前のコンポを買ったときから、ONKYOのコンポの音は派手でいいなと思っていたのですが5、KENWOODのコンポは音が近くから聞こえるような感じがして不思議な感じがしました。
そんなわけで、この段階ではまだDENONは候補になかったんですね。
Victorのウッドコーンスピーカーは気になってはいましたが、低音が弱いので候補から外し、SONYのはWALKMANと連携したり機能はいいんですけど、スピーカーの音が極端に悪いので候補から外し、しかしDENONは完全にノーマークでした。

DENONのコンポに興味を持ったのは店員さんの紹介が切っ掛けでした。
前述した機種以外にも、いろんなコンポを聞き比べしていると、営業担当の店員さんが相談に乗ってくれたのです。

まず聞かれたのが、MDはいるか?ということ。
店員さんの話だと、録音機能の付いたMD部分は複雑で、コンポ全体の価格の3分の1を占めてしまうそうです。
なので、同じ価格帯でMDが有ると無しだったら、音質にかけてる値段が全然違うということです。

次に言われたのが、コンポ本体とスピーカーは別売りのものがいいということでした。
これは、テレビデオよりテレビとビデオを別々に買った方がいいのと同じ理屈だそうで、手軽さより個々の性能を重視している証拠なのだそうです。

そして、初めに挙げた条件の、予算が3~4万円程度であることと、USBメモリに記録したMP3ファイルが再生できることを伝えると、今回買ったDENONのRCD-M38を勧められました。
素人がコンポを選ぶと、なんとなく音全体のインパクトで製品を選んでしまいがちですが、店員さんに言われたように個別の音の音質に注視して聞いてみると、確かにこのRCD-M38は全体の音のインパクトには欠けますが、個々の音は良い音がします。
特に低い音がしっかり鳴っているのが特徴的でした。ONKYOの音は固かったり、KENWOODでは音が潰れていたりしていましたので。

とはいえ、このRCD-M38とSC-M37のセット、49,800円もします。デンデン電気の某店でもこの値段でした。
明らかに予算オーバーで悩んでいると、とりあえず本体を買って今持ってるスピーカーに繋いでみて、お金に余裕が出来たらスピーカーを買い換えたらどうかと言われました。
しかし、今回候補に選んでいるコンポはどれも、家にあるDigital Avino SJ-5WMより遙かに高音質です。
なので、帰って繋げてみて、やっぱり音が悪かったとなるとがっかりしてしまいます。でも、がっかりしてもすぐにはスピーカーは買えません。
となると必然的に、スピーカーを買うかどうかでコンポ本体にかけられる予算は変わってくるのです。

そう伝えると、しばらく黙った後、「もしこれが39,800円だったら欲しいですか?」と聞かれました。
39,800円なら予算以内ですし、このコンポの音質には納得させられたばかり。当然欲しいに決まってます。でも1万円も引くなんて無理でしょ?何言ってるんだろう?と思っていたら、「分からないですよ」と念を押しながらも「ちょっと上の人に聞いてきます」と言って立ち去ってしまい、しばらくして満足げな顔をして戻って来たではないですか。
相談した結果、39,800円で大丈夫だと。

しかし話がうますぎやしないか?
ネット通販の価格と比べたらどうなんだ?
インパクトの薄いこの音質で本当に満足できるのか?

などなど、焦ってしまい、焦って買ったら絶対失敗すると思って、その後何度も何度も他のコンポと聞き比べをしました。
携帯からネットでの価格も調べてみましたが、価格.comより安い。
評判が書かれたサイトは少ないですが、評価は決して悪くない。
光デジタル入力がないことだけが欠点と言えば欠点ですが、店頭で聞いた限りでは音は悪くない。

そして、購入しちゃいました。
お金を払うのは僕じゃないけど!

*

数日して家にコンポが届きました。

とりあえず、J-POP、Jazz、Classic、Rock、HevyMetalと持ってるCDを片っ端からかけてみましたけど、店で聞いたより音が良い。
店員さんに、DENONが得意な音楽のジャンルはなんですか?と聞いたら、基本がしっかりしているコンポは、どんなジャンルの曲でもしっかり鳴らしてくれると言っていましたが、その通りでした。
当然素人なので、細かい音の違いなんて分かりませんが、ひとつひとつの音がしっかり鳴っているし、音にインパクトもある。かといって聞いてて疲れる感じでもない。
次に、USBメモリに入れた曲を再生してみましたが、これも音が良い。
WALKMANからミニプラグで繋いで再生してみましたが、これも音が良い。

そして、PCに繋げてPCから音楽を再生してみると……、音が悪い!!
こりゃPCのサウンドカードも変えなきゃいけないなと思ったところで、今回の記事は一度締めようと思います。

長々と書きすぎ!

  1. タイマーと合わせて目覚ましとして使う予定
  2. 既に販売終了しています
  3. 上のAmazonはX-S1
  4. 僕はWALKMAN派なので使いませんが
  5. けど当時は高くて買えなかった

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