アジアンタム

1週間くらい前の話。仕事で磨り減った心を癒すために、アジアンタムを買ってきました。
淡い緑の葉っぱと、全体のふわふわっとした感じがとても気持ちよくて、前から花屋で見かける度に気になっていたのでした。

アジアンタム
これが買ったばかりの頃のアジアンタムの写真です。
やっぱり部屋に緑があるととても癒されます。

しかし、この後仕事が忙しくなり、部屋でくつろぐ間もない生活が2~3日続き、ふとアジアンタムを見てみると、思いっきり枯れかかってるじゃないですか!

自分が必死に仕事と戦ってる間に、アジアンタムも必死で飢えと闘ってたんだなと思うと、なんだか悲しくなってきてしまって、なんとか復活する方法がないか模索しました。

そして今日、このアジアンタムを購入したお店で復活させる方法を聞いてきたので、ブログで観察日記をつけつつ、元の元気な姿に戻るまでしっかりと世話をしたいと思います。


しぼんでしまったアジアンタム
これがしぼんでしまったアジアンタムです。
もとはあんなにふさふさしていたのに、なんだか枯れたみたいになってしまいました。

気付いてからすぐに水をあげたり日光に当てたりしてみたのですが、まったく変化はなく、近所の花屋に行って聞いてみたら、手遅れだと言われてしまいました。

アジアンタムは高温多湿な地域で生まれた乾燥にはとても弱いのだそうです。
そして、水分が足りなくなってくると、写真のようにしぼんでしまい、こうなったらもう、二度と元には戻らないそうです。
まだ買ってから1週間も経っていなかったのに、悲しくて泣けてしまいましたよ。

しかし、ひとつだけしぼんだアジアンタムを復活させる方法がありました!
それは、根元で茎をばっさり切ることだそうです。
今日、このアジアンタムを買った花屋に行く機会があったので、その詳しい方法を店員さんに聞いてきました。

アジアンタムの根元
アジアンタムの根元はこのように、根元からいきなり茎が生えてきて、その茎に葉がたくさん付いている形をしています。
この茎を、根本から数センチのところでばっさり切るのだそうです。

そんなことをして光合成は出来るのだろうかとか、色々不安はありましたし、花屋のお姉さんも100%復活するとは言い切れないと言っていたので怖かったのですが、思い切って切りました。

アジアンタムの茎を切ったところ
ばっさりと。
あのふさふさしたアジアンタムが、みごとに坊主になりました。

こうして茎を切ったら、水をたくさんあげます。
お店でどれくらい湿らせればいいのか、実際の土を触らせて貰ったのですが、かなり湿らせていいそうです。
感覚が分からないうちは、植木鉢になみなみと水を注いで、後は受け皿に溜まった水を捨てる方法が良いと言われたので、そうしました。

アジアンタムをビニールに入れて蒸らす
水をあげたら、今度は蒸らします。
ビニールで包み込んで、湿気が逃げないようにします。
ただ、この時ビニールの口をしっかりと縛ってしまうと、息が出来なくなってしまうので、少し緩めに縛ります。

水をあげたら、後は日光ですが、乾燥の関係もあって、直射日光には弱いので、レースのカーテン越しに日に当てると良いそうです。
うちは部屋が南側なので、厚い方のカーテンを開けて、窓際に鉢を置いて会社に行きたいと思います。

そうして1週間くらいすると、上手くいけば、小さな芽が出てくるそうです。
そしたら水気を絶やさないように注意しながら育てていって、葉が出てきた頃には、霧吹きで水をあげたりしながら育てると良いのだそうです。

今日は花屋で以上の説明をして貰った後、植物の栄養剤を売って貰いました。
ひとつまみ程度、ぱらぱらと蒔いておくと良いそうです。

1週間後、ちゃんと芽が出るのかどうか、観察日記をつけながら見守っていきたいと思います。

コメントを残す