家入一真っていうロリポップ!を作った会社の社長さんの本で、「こんな僕でも社長になれた」っていう本。
友達が紹介していたから読み始めたんですけど、久しぶりに本を読んで、色々と考えさせられました。
家入さんは、気が弱くって不器用で、それで子供時代は貧乏だったりイジメにあったり引きこもりになったりして、とても大変な人生だったんですけど、それでも追い込まれると結構行動力のある人で、それで上手く道を切り開いて、結果だけ見るとかなりいい人生を歩いてるんじゃないかと思いました。
彼に比べると、僕はどうだろう?
教授と合わなかったり鬱だったりした日もありましたけど、僕だって今、結果的に見るとそこまで不幸なわけではないです。
鬱が回復してきて、たまには幸せみたいなものを感じる日も出てきました。
そして家入さんと同じように気が弱く、弱虫です。
そうやって比較すると、僕だって彼みたいに生きて行けて、幸せを掴めるんじゃないかと思うことが出来ました。
彼がこの本の最後で言っている、「逃げることは、悪いことじゃない」ということ。
僕もそう思いました。
逃げること、そして甘えることは決して悪いことなんかじゃなくて、大事なのはそれでも生き続けること。
生きていれば必ず何かが起こり、そして必然的に何らかの方向に動かされます。
動いていれば、幸せにもなりますし、不幸にもなる。
わずかでもそうやって変化し続けることが大事なんじゃないかな、と。
甘えや傷のなめ合いを嫌う人も多いですけど、僕は昔から、それでもいいと思っています。
甘えが次の行動への原動力になることも多いです。
僕の場合は、甘えるために努力することも多いです。
甘えたり逃げたりすることだって、そう簡単なことではありませんから、甘えや逃げといった行動が、次の何らかの可能性に繋がることも少なくないです。
僕はもうちょっと格好良く生きたいので、甘える日とそうでない日のメリハリを付けて、もうちょっと強く生きたいと思ってるんですけどね。
それでもやっぱ根は弱虫なので、たまにこういう本を読んで、上手な甘え方を勉強しながら生きていきたいと思います。