サーバー修理の話-2

 さて、増設したHDDにRedhat9を入れ、修復開始です。


 HDDの復活を祈って、fsck1をかけます。

# fsck -y /dev/hde1

 -yは質問に全てyesで答えるという意味。始めると、さーっと画面が流れ、次々とFixされていきます。これは信じてもよさげ?
 しかし何時間かすると、画面の流れは止まってしまい、一見固まったように見えました。いやいや、ここで強制終了してはいけない。だってさっき壊してるし・・・ということで待ち続けたら、動き出しました!
 その後も何度か止まることがありましたが、放っておけば動き出すので、fsckくんも頑張ってるんでしょう。

 修復には3日を要しました。大容量HDDを全てチェックするとなると、やはりそのくらいになるのでしょうか。全て終わると6割くらいのファイルが復活していました。ext3最高!!

 しかしもう一台のHDDはこの方法じゃダメでした。仕方ないので、ぐぐってみて出てきたコマンドを適当に実行(ぉぃ

# mke2fs -S /dev/hdf1

 これはパーティションをフォーマットするコマンドらしいです。ダメもとでやってみたら、そのあとfsckが通ったから結果オーライかな。fsckってパーミッション壊れても直せるんだ。
 前回同様、しばらく待ちます。しかしこっちのHDはほとんどのファイルが亡くなってしまいました。やっぱりパーティションが壊れるくらいだと直すのも厳しいのかな。

 fsckで直ったファイルは lost+found という名前のディレクトリに #123456 みたいな名前で入っています。ファイルが入っていたディレクトリの情報が残っていると、そこからファイル名がわかるのですが、それ以外のファイルは全てファイル名が消えてしまっていて、そこから目的のファイルを探すのは大変でした。

 ファイルサーバーとして置いていたデータは半分くらい無事でしたが、etcに入っていた設定ファイルなどはほとんど消えてしまっていたので、また調べて設定のし直しです。(ノ_-;)ハア…

 今入れたRedhat9は、修復用に最小限の構成でインストールしたので入れ直さなきゃいけません。しかし前のRedhat9で使っていた設定ファイルは全て消えてしまったので……
 悩んで悩んで、Fedora Core 3に挑戦してみることにしました!!

 けど、そのお話はまた次回。

  1. ファイルシステムチェックの略かな?

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