4 ヶ月連続でカンファレンスに参加してみて

昨年 12 月の PHP Conference 2018、今年 1 月の YAPC::Tokyo 2019、2 月の Laravel JP Conference、そして 3 月の PHPerKaigi 2019 と、4 ヶ月連続でカンファレンスに参加しました。
もともと学生の頃から、勉強会に参加するのは好きでしたが、こんなにも続けて参加したのは初めてかもしれません。

最近カンファレンスジャンキーという言葉をよく耳にするようになりましたが、僕もそうなりかけているのかも?
とは言っても、発表はまだしていないのだけれど。

カンファレンスのいいところは、聞いてるだけで新しい知識や情報が入ってくるところ。そして解らないことがあれば簡単に質問できて、すごい人達からアドバイスがもらえるところ。
カンファレンスで知ったことを仕事やプライベートで試してみて、仕事やプライベートで出てきた課題を解決するためにカンファレンスで学ぶ。そういうループを回していることで、だんだん成長できてる気がしています。

PHP Conference

12 月に行われた PHP Conference は、PHP を題材とした国内最大級のカンファレンスで、参加者の裾野が広い分、入門的な発表が多いのが特徴です。
特に今年はテーマが GROWTH ということで、技術的にそこまでレベルの高くないエンジニアが、難しい技術に挑戦する過程を説明する発表が多く採択されていました。
参加費が無料なことも、裾野を広げる理由になっているのかな。

PHP Conference では、発表に使われる部屋の数が多く、それぞれの部屋で並列して発表が行われます。
そのため、気になる発表同士の時間が被って、泣く泣く片方を諦めることも多いんですけど、最近はビデオ撮影をして後から公開してくれているので、家に帰ってから改めて見られるようになりました。
発表資料もほとんどの方が公開してくれています。

それから、スポンサーがホールにブースを出せるようになっているのも特徴で、20 社 〜 30 社 くらいの企業と気軽に会話することができます。

僕はここ 5 年くらいは毎年参加していて、特に最近では、懇親会に参加して、その二次会で、有名な人達と技術の話で盛り上がるのを楽しみにしています。

YAPC::Tokyo

1 月に行われた YAPC::Tokyo は、日本最大級の Perl のカンファレンスですが、Perl についての話よりも、言語によらない技術的な課題についての発表が多いのが特徴です。
発表のレベルは高く、難しい話が多いのも特徴です。
YAPC::Asia Tokyo 以来、久しぶりに東京で開催されました。

今年は友達がゲストスピーカーとして呼ばれていたため、冷やかすためにも見に行きました。

昔と違って Perl を使ってる企業はどんどん減ってきてると思っていたのですが、思ってた以上に Perl に関する発表が多かったのが印象的でした。

Laravel JP Conference

2 月に行われた Laravel JP Conference は、PHP の Web アプリケーションフレームワークである Laravel をテーマにしたカンファレンスで、日本で Laravel に関するこの規模のカンファレンスが行われるのは、おそらく初めてのことだと思います。

僕が Laravel を使い始めた 4 年前は、世界では Laravel が大流行していましたけど、日本ではまだまだ CakePHP が主流の時代で、カンファレンスでも Laravel の話を聞くことは稀でした。
それが今では Laravel だけをテーマにしてカンファレンスが開けるようになって、嬉しい反面、自分が得意だと思ってたことをみんながやるようになって、少し焦りも感じたり。

発表内容はレベルが高く実用的な内容がほとんどで、最後に行われた LT の内容までレベルが高かったのが印象的でした。
Ask The Speaker という発表後に発表者に対して個別に話を聞ける場が用意されていたのもよくて、僕も 2 回ほど質問しに行きました。

Laravel JP Conference は今年限りで、来年は行う予定は無いそうなのですが、是非また開いてほしいなあ。

PHPerKaigi 2019

3 月に行われた PHPerKaigi は、最近開かれるようになった PHP のカンファレンスで、今年初めて参加しました。
参加者同士がコミュニケーションするための仕掛けが多く用意されていて、ひとりで参加しても、周りと話す切っ掛けがたくさん用意されてるのが嬉しかったです。

前夜祭を含め、3 日通して行われるため、全部の発表を見ようと思うと結構体力がいりますが、あえて発表を見ない時間帯を作って、その時間を Ask The Speaker や相談会などのコミュニケーションに充てるのがいいのかなと思います。

懇親会には参加しなかったのですが、2 日目の夜に開かれた PHPer 茶会には参加して、たくさんのエンジニアとお話しすることができました。
懇親会とかって、ひとりで参加するとなかなか人に話しかけられなくて、勇気を出して話しかけてみても、相手がエンジニアじゃなくて営業だったり、技術領域が違って話が合わなかったりして、なかなか難しいなあと感じているんですけど、PHPer 茶会では運営側から議題が決められたテーブルが用意されていて、その中で有名なエンジニアの方がファシリテートしてくれていたり、一方では LT みたいなことが行われていたり、とにかく話に加わりやすくするための仕組みがたくさん用意されていたのがよかったです。

また来年も参加したいなと思います。

まとめ

4 ヶ月連続でカンファレンスに参加してみて思ったのは、意外と自分は最先端の話についていけているなってことでした。
これまで毎年カンファレンスに参加して、気になったことを片っ端から試してみていたのがよかったのかもしれません。

もちろん解らないことも多いんですけど、自分がこれまで得てきた知識でも、発表すれば誰かの役に立てるかもと思えるようにはなってきました。
人前で話すのは得意ではないのですが、ブログや Qiita でのアウトプットを増やして、それから規模の小さめな勉強会での発表を目指したいな。

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