卒業論文

サーバが壊れてた間の経過を書いておこうかな。


卒論はあの後必死に書いて提出したら、特別何も言われずあっさり通りました。
教授が枚数を言ってたのは恐らく脅しのためで、実際は中身を見てくれていたようです。

発表の方では、筑波大の院試で利用したスライドを加工して使ったら、もの凄く好評でした。
普段研究室では、いかに権威ある言葉を持ってきて解りにくくし、意義あるものに見せるかということに注力していましたが、院試ではありのままを見せて気に入られるために頑張りましたから。1

そう、それでその卒論の発表を見て、やっと教授も僕のやってきた研究の概要を理解してくれたみたいで、論文に関してもどう書いたらいいかなど、まともなアドバイスをしてくれるようになりました。2
そして、最終的な締め切りまでに直すヶ所をいくつか指摘されたのですが、僕の描いた構想全てを研究室に残していくのはなんだか悔しいので、一部しか書きませんが、それでも後輩が見てくれたときに、僕が描いた未来の姿をちょっとだけ垣間見てくれるように、研究背景と今後の展開だけはしっかり書こうと思いました。

後輩とは23日に引き継ぎの飲み会をやって話したのですが、やっぱり僕のやろうとしてることに興味を持ってくれる人はいないみたい。3
そもそも研究に興味持ってる人が僅かなんですけどね。^^;

難しいって言う人がほとんどなのだけど、それはこの研究が情報・ネットワーク・数学・心理学・社会学と凄く学際的な広い視点からの研究だからなのかな。だからある程度人間観察が好きな人じゃないと興味持てないのかもしれない。
工大には、例えば、ブログにこうやって思ったことや感じたことを綴る行為を無駄としか思ってない人間もたくさんいますから。4

今より文系に近い大学院で、どのように受け止められるかがとても気になるところですね。

  1. 自分の描いている構想に自信があるのに、それを一切受け入れて貰えず、虚栄で固めた発表を続けるのはとても苦痛でした。
  2. 卒論発表の後には、やけに上機嫌に褒めてくれていました。
  3. それはとても不安なことなのだけど。
  4. 自己発信から始まる新しいコミュニケーションの形だと思うんですけどね。

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