Windows 10 にアップグレードしたら Hyper-V が消えた

Windows 10 がリリースされたので、さっそくメインで使ってるマシンを、Windows 8.1 Pro からアップグレードしてみました。
8 や 8.1 にアップグレードした時と違ってトラブルは少なく、ほとんどのアプリケーションや周辺機器はそのまま使えたのですが、いくつか問題が出たので、それについて解ったことをここに書いておこうと思います。

まずは Hyper-V の問題。

アップグレードするとき不安だったのが、Hyper-V で動かしていた Fedora がちゃんと動くかということだったのですが、いざ Windows 10 の新しくなったスタートメニューを見てみると、Hyper-V マネージャーが無い。
スタートボタンの右にある虫眼鏡アイコンから検索してみても出てこない。

ここで、いくつか試行錯誤をしてしまったので、全ての原因がはっきりとしたわけではないのですが、たぶん次のふたつが原因でした。

まずは、Hyper-V がインストールされているかどうかを確認してみました。
Hyper-V はコントロールパネルの「Windows の機能の有効化または無効化」からインストールしたので、ここを確認してみたところ、ちゃんとチェックは付いている。

Windows の機能の有効化または無効化

では再インストールしてみようと、一度チェックを外して再起動してから、もう一度チェックを入れてみました。
再インストールする前は、サービス1 に Hyper-V に関するものが無くなっていたように記憶しているのですが2 、再インストールしたら Hyper-V に関するいくつかのサービスが現れました。これがひとつ目。

Hyper-V がちゃんとインストールされているにも関わらず、スタートメニューに Hyper-V マネージャーは出てこなかったので、これはもしかしたらスタートメニューの問題かもしれないと思ってググってみると、こんな問題が見付かりました。

Windows 10 では、スタートメニューの項目が 512 個を越えていると、一部の項目が表示されなくなってしまうというバグが見付かっているそうです。これが二つ目。

だったらということで、Hyper-V マネージャーの実行ファイル、%windir%\system32\mmc.exe "%windir%\system32\virtmgmt.msc" を直接実行してみたところ、ちゃんと Hyper-V マネージャーが起動しました!

Hyper-V マネージャーで見てみたところ、仮想スイッチが壊れていて作り直す必要はあったのですが、それ以外は無事で、もとのように Fedora を起動して動かすことが出来ました。

  1. スタートメニューを右クリックして「コンピューターの管理」→「サービスとアプリケーション」→「サービス」を選択すると見られる。
  2. ちょっと記憶が曖昧

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