Windows Live Messengerのログ

Windows Live Messengerでは、チャットの履歴を自動的に保存することが出来ます。
初期設定では多分保存しないようになっているのですが、次の方法で自動的に保存するように設定できます。

メニューから[ツール]→[オプション]を開き、左のリストから[メッセージ]を選択すると開かれる設定項目の中の、[自動的にメッセージの履歴を保存する]にチェックを付けます。
同時に、[メッセージの履歴を保存するフォルダ]を[変更]すれば、保存先も指定できます。

僕が修士で開発しているシステムでは、コミュニケーション履歴を扱うため、ここで保存された履歴を取得する方法を模索します。


オプションで設定した内容は、レジストリに記録されます。
特に、履歴の保存先は、以下の場所に記録されることが分かりました。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\MSNMessenger\PerPassportSettings\***\MessengerLogPath

問題はこの中の***の部分で、ここには.NET Passportによって割り当てられる数値が入るようなのです。1

レジストリの次の値を見ると、Windows Live Messengerで標準でログインするアカウント名や、最後にログインしたアカウント名が分かるのですが、このアカウント名とIDとの対応付け情報がどこにあるのか分かりませんでした。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\MSNMessenger\PerPassportSettings\DefaultMemberName
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\MSNMessenger\PerPassportSettings\LastMemberName

それでも、以下のキー内の値を参照すれば、過去にログインしたことのあるアカウントの.NET Passport番号が分かりそうなので、ログを全て探すことは出来そうです。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\MSNMessenger\SQM\

ただ、これだと、ちょっとPCを友達に貸した時なんかの記録も含まれてしまいそうなので、なんとかアカウント名と.NET passport番号を対応付けするデータが欲しい。
ひょっとしたらそれは、Microsoftのサーバ上にあって、ローカルには保存されてないのかな……

  1. Windows Live Messengerではログインしたアカウントごとに設定を保存しているようです。

5 thoughts on “Windows Live Messengerのログ

  1. ゆうあん

    Gaimっていつの間に名前変わってたんだ。
    前は僕もRegnessemっていう互換メッセンジャー使ってたんだけど、Windows Live Messengerの全機能に対応した互換メッセンジャーって無いから、結局本家を使うのが一番便利という結論に達したよ。
    本家使うなら、Plusってのを入れれると色々改造できるし。

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