mixi stationが止められた

僕は音楽再生には、自分で作ったソフトを使っているのですが、このソフトから以前紹介した方法でmixi stationに曲情報を送るために、build 20060629という古いバージョンのmixi stationを使っています。
しかしどうやらその古いバージョンが、ここ数日の間に、サーバー側で使えなくされてしまったみたいです。

タスクトレイのアイコンに×マークが付いていて、その右クリックメニューから「mixi stationを表示」を選ぶと、以下のようなエラーメッセージが出てきます。

アップデートファイルが見つかりました。楽曲の送信をおこなうにはmixi stationを再起動してアップデートをおこなう必要があります。お手数ですが一旦mixi stationを終了して再度立ち上げてください。

以下はその対策についての考察。


そもそもなんで古いバージョンを使い続けなければならないのかというと、新しいバージョンではプレイヤーからmixi stationにデータを送る形式が変わったからなんです。
データはXML形式で書いて送るのですが、新しいバージョンでは文頭にハッシュ値を付けるようになりました。
新しいバージョンのmixi stationでは、このハッシュ値を見て正しかった場合のみ、データを受け取ります。
しかし、このハッシュ値を求める方法が分からないので、使えなくなってしまったのです。1

考えられる対策方法は2つあります。

ひとつはmixi stationを解析して、ハッシュ値の求め方を調べる方法です。
ググってみると何人かの偉い人が挑戦してみていますが、どの人も解析には至っておらず、僕にも無理そうです。(ぉぃ2

もうひとつは、公式に公開されている、WMP,iTunes,Winamp用のプラグインのどれかを利用してしまおうという方法です。
それぞれのプレイヤーのプラグインの仕様は公開されているので、それを見ながらいずれかのプレイヤーと同じプラグインを扱える仕組みを作ってしまえば、今後のmixi stationのアップデートにも対応できます。

幸いなことに、この方法でmixi stationに対応し、そのソースコードまで公開しているプレイヤーがありました。
Fittleというプレイヤーのmixi_music_winamp.dllというプラグインです。
Winamp用のプラグインを利用しているようです。
ソースコードを見てみたところ、それほど難しくはなさそうなので、近いうちに真似してみたいと思います。

またまた偉い人に感謝です。

  1. 僕以外にも、公式に対応している3つのプレイヤー以外のプレイヤーを使ってる人は、同じような方法で対策していたと思います。
  2. 逆アセンブリとかしなくちゃいけないんだもん。

1 thoughts on “mixi stationが止められた

  1. ゆうあん

    試行錯誤した結果、Winamp用プラグインである gen_mixi_for_winamp.dll 経由でmixi stationにデータを送信できるようになったけど、日本語が文字化けしてる……。
    でもこれは、mixi station最新版の問題みたいで、Winampを使ってる人も最新版では化けてるみたい。
    バージョンアップしてこの問題が解決するまでお預けかなあ。

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